NewsPicksオリジナル特集「いま私が22歳だったら」の制作や、『転職と副業のかけ算』(moto)などの制作に携わった実績を持つ、ライターのオバラミツフミさん。

foriioの使いやすさは「作品を並び替えられる点にある」と話すオバラさんは、foriioをどのように活用しているのだろうか。

<プロフィール>
オバラミツフミ
https://www.foriio.com/obaramitsufumi

Publicist・Writer. 書籍の構成やインタビュー・執筆を多数手がけている。商店街と純喫茶が大好き。構成担当作に『転職と副業のかけ算』(moto)『選ばれる条件』(木村直人・エザキヨシタカ)、アシスタントとして『10年後の仕事図鑑』(堀江貴文・落合陽一)。

自由度が高すぎない、ポートフォリオ


──foriioを活用する以前は、ポートフォリオはどのように制作されていましたか?

Tumblrを利用していました。簡単に始められて自由度高く作れることを魅力に感じていましたが、HTML/CSSなど、カスタマイズが必要な部分も多いですよね。自分が理想とするポートフォリオを作ろうとすると、時間もスキルも必要でした。

「本当はこういうレイアウトにしたいのに、できない」というのがもどかしくて。結局、更新が面倒くさくなってしまい、あまり更新しなくなっていました。

──自由度が高すぎることで、逆に更新するハードルが高くなってしまったんですね。

僕は結構凝り性な性格もあり、自由度が高すぎると、あれこれやりたくなってしまう。そのため、ある程度制約があって、きれいに実績を見せられるものがあればいいなと考えていたところ、見つけたのがforiioだったんです。家入一真さんが顧問に就任されるタイミングで対談記事を発信されていましたよね。それを見かけたのがきっかけで、foriioを使ってみようと思いました。

──家入さんと代表・山田の対談記事が、きっかけだったんですね。

そうですね。ちょうどその時、広報PRとして働いていた株式会社Traimmuを退職するタイミングでした。フリーランスのライターに戻る予定だったので、これを機にポートフォリオはしっかり充実させておいたほうがいいだろうと、foriioを使ってみることにしたんです。

──foriioに載せる作品としては、どのようなものを選んでしますか?

基本的には、自分の中で代表的な作品や、クレジット入りで制作に携わったものなどを載せています。特に印象深いものが中心ですね。

例えば、ONE MEDIAの動画シリーズ「Do what you can't」を載せています。作品インタビューでもお話ししていますが、この仕事は編集者・長谷川リョーさんのアシスタント時代に、初めて主担当として任せてもらったもの。企画からインタビュー、構成、テロップ文言の作成まで行いました。これまでの仕事の中で最も印象深い仕事のため、冒頭に載せているんです。

ポートフォリオは本棚のようなもの。foriioの更新がモチベーションに

──なぜ「作品の並び替え」を重視されていたのでしょうか。

必ずしも、毎回同じ作品を見せたい分けじゃないんです。例えばクライアント先に訪問して、その場でポートフォリオを見せる時。事前にそのクライアントが求めているものに近い作品を上の方に並び替えておいて、すぐに見せられるようにすることもあります。

並び替えを行なって整理するのは楽しいですし、ポートフォリオを更新することがある種のモチベーションにもなっていますね。foriioはPCで閲覧すると4つの作品が一列に並びます。制作に携わった書籍3冊をアップしているので、きれいに4冊並ぶには「あと1冊、早く書籍の仕事をやりたいな」と考えたりするんです。

「foriioで探せば見つかりますよ」と言えるように


──クライアントに実績を見せるためだけではなく、自分の仕事の整理やモチベーションアップの意味でも機能しているんですね。今後、foriioにほしい機能はありますか?

作品ページの背景が現在は白ですが、黒などにも設定できたらいいなと思います。作品ごとに、たとえば挫折経験などを聞いたインタビュー記事だったら背景は黒、自己啓発系の書籍は白など、背景を多少カスタマイズし、作品ごと与えたい印象に合わせた調整ができるとよりよいかなと。

もう一つは「#私はこんな仕事がしたい!」の部分を、入力必須にしてほしいなとも考えますね。よい機能だと思うんですが、個人的には、それを任意で書いて表示しておくことに、少し気恥ずかしさを感じてしまって。入力必須になれば「機能として設定されているから」ということで、堂々と書けるじゃないですか(笑)


──前半でお伺いした「ある程度制約があった方がいい」というお話と通ずるところがありますね。foriioはこれから、どのようなサービスになってほしいと考えますか?

foriioはプラットフォームとしての側面があると思いますが、発注者がより多くのクリエイターに出会えるようになるといいなと思います。僕はよく、発注者側の方から「いいライターさん、いませんか?」と聞かれることが少なくありません。

ライターに限らずですが、依頼したいと考えている仕事にマッチするクリエイターを探すのって、結構大変なことです。より多くの方がforiioを利用するようになって、発注者の方に「foriioで探せば見つかりますよ」と言えるようになるといいなと思っています。

Text: Yuka Sato / Photograph: Shunsuke Imai